中島みゆき
夜会 VOL.11
ウインター・ガーデン


夜会で使われた言葉

夜会で使われる言葉についての説明です。
内容に触れるというよりは予備知識に近いです。

goo 大辞林 第二版 で引けたものだけですが参考にどうぞ。
http://dictionary.goo.ne.jp/cgi-bin/jp-top.cgi



すいきんくつ 【水琴窟】
日本庭園の技法の一。洞窟内に水滴を落としたとき発生する反響音を庭園内で楽しむもの。一般に手水(ちようず)鉢の下の地中に甕(かめ)などを埋め込み、手水後の排水に音を生ませる形をとる。洞水門(どうすいもん)。
 

かしわ かしは 【柏・槲】
(1)ブナ科の落葉高木。山地や寒地の海岸に生える。葉は倒卵形で、波状の大きな鋸歯がある。雌雄同株。五月に葉とともに開花し、雄花は長い尾状花序をなして下垂し、雌花は少数ずつつく。実はどんぐり状の堅果。樹皮を染料とし、葉は大きく古来 食物を包むのに用いる。カシワギ。モチガシワ。

しつげん 【湿原】
草原の一。土壌の低温・過湿のために植物遺体の分解が阻害され、泥炭となって堆積した上に発達する。環境条件によって高層湿原・低層湿原などになる。

やち 【谷・谷地】
(東日本で)湿地帯。低湿地。たに。やつ。やと。「―田」

のもり-ぐさ 【野守草】
ハギの異名。
はぎ 【萩】
(1)マメ科ハギ属の植物の総称。落葉低木または半草本で、山野の日当たりの良い乾燥地に多い。葉は互生し、三小葉から成る複葉。夏から秋にかけ、紅紫色、ときに白色の蝶形花を総状につける。ヤマハギ・ノハギ・ミヤギノハギ・マルバハギ・キハギなど。秋の七草の一。[季]秋。《低く垂れその上に垂れ―の花/高野素十》
(2)襲(かさね)の色目の名。表は蘇芳(すおう)、裏は青。秋に着用。織り色では経(たて)青、緯(よこ)蘇芳。
(3)家紋の一。萩の花や葉・茎を図案化したもの。
(4)おはぎ。ぼたもち。萩の餅。

のもり 【野守】
立ち入り禁止の猟地や禁猟の野の見張り人。野の番人。「あかねさす紫野行き標野(しめの)行き―は見ずや君が袖振る/万葉 20」
のもり 【野守】
能の一。五番目物。世阿弥作。羽黒山伏が、野守の鏡は水鏡ではなく、天地の真相を映す鬼神の宝物であることを鬼神に教えられ、その鏡を見る。

紫の朱(あけ)を奪う
〔「論語(陽貨)」中間色の紫が正色の朱を濁らせる意から〕佞者(ねいしや)の言葉が用いられ、正論が疎んぜられること。また、似てはいるが全く違うこと。

ろっか ろくくわ 【六花】
〔六弁の花の意から〕雪の異名。りっか。

ひょうが 【氷河】
(1)陸上に堆積した越年性の巨大な氷体で、重力によって流動するもの。南極や グリーンランドをおおう大陸氷河(氷床)と、アルプスやヒマラヤなどの雪線より高 いところにある万年雪が圧縮されて固い氷となり低地へ徐々に流れ出す山岳氷 河とがある。グレーシャー。
(2)凍った川。

とうげん 【凍原】 ⇒ツンドラ
ツンドラ
[(ロシア) tundra] タイガの北に位置し、夏の間だけ永久凍土層の表面が融解して、わずかに蘚苔類・地 衣類などが生育する荒原。ロシア連邦の北極海沿岸地方・カナダ北部・アラスカ地方に わたる。凍原。寒草原。

ろうかく 【楼閣】
階を重ねて高く造った建物。たかどの。「砂上の―」
さじょう ―じやう 【砂上・沙上】
砂の上。 ――の楼閣(ろうかく)
(1)基礎がしっかりしていないために崩れやすい物事のたとえ。
(2)実現または永続不可能な物事のたとえ。空中楼閣。



 

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